近年の工事事情としましては、下請けが多くなったことが注目されています。
以前まではそれ程下請けが多くなかったのです。例えばハウスメーカーの場合、住宅本体だけを自社で建てて、リスクが大きくバックマージンが少ない外構工事は、外構工事専門店に施工を任せ、施工責任もおわせるという方式を取っていました。
しかし、住宅の新築件数が減少の一途をたどっている現在におきましては、外構工事もハウスメーカーが外構工事専門店を紹介ではなく下請けという形にして、少しでもバックマージンを獲得し、売り上げを伸ばそうとしているのです。
このように、工事において下請けが多くなった背景には、新築工事の件数が減少したことが挙げられるのです。